あみ糸の製造に携わって30年。わたしたちは長年培ったノウハウで選りすぐりの原料を丁寧に紡ぎ、あみ糸にしています。そして、環境にも人にもやさしい「オーガニック」が注目される今、「天然」「オーガニック」の繊維を原料に自信を持って作りあげたあみ糸を直接みなさんにお届けするために「あみもねっと」をスタートしました。あみもの初心者の方に楽しんでいただけるレシピも、たくさんご用意していきます。ぜひ“つくる喜び”や“あみものの楽しさ”を「あみもねっと」のあみ糸で感じてください。
「あみもねっと」のオーガニックウール100％の毛糸は、最低3年、毎年の土壌検査を受けた土地で育てられ、スイスの国際的認証機関（IMO）の基準を満たしたアルゼンチンなどの羊の毛から作っています。この基準では寄生虫の駆除などにも化学薬品の使用は認められず、牧草の残留農薬も厳しく検査されます。また、出荷前には残留物の厳正なチェックも行われるなど、徹底した品質基準をクリアした安心・安全な羊毛です。もちろんコットンについても、３年以上農薬と化学肥料を使用していない農地で有機栽培されたとして認証機関の実地検査をクリアした綿花を使用しています。
ウールの毛糸を作るために、わたしたちはまず、きれいに洗われ、太いひも状にされた羊毛の繊維（スライバーといいます）を引き伸ばしながら何本かを合わせる「前紡」という作業で品質の整った荒糸を作ります。そうしてできた荒糸に撚りをかけて1本の糸（単糸）にする「精紡」、さらに単糸のムラをなくすために大きく巻き取る「ワインダー」という工程を重ね、できた単糸4～5本を撚る「撚糸」をすると、おなじみの“毛糸”ができあがります。この後、「染色」「玉巻き」をしたものが、「あみもねっと」の商品です。
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